素人判断は危険「都市ガス器具でプロパンガス使用」をガスのプロに聞いた


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都市ガスの機械にプロパンガスを使用する。テレビで放送された驚きの使用方法がSNSで話題になっている。実際にそれがどういうことなのかをガスのプロに伺った。

SNSで話題となっている物が次の内容だ。

都市ガスとプロパンガスではガスの種類が違うので無理矢理違う種類のガス機器に接続しても正常な燃焼をしません、危ない。というかボンベ貸す方のモラルを疑うね、真っ当なとこじゃないだろ明らかに。しかも20kg直結、火気の隣直置きとかあり得ん、離隔2m離すから普通は!これ放送して大丈夫か?

都市ガスとプロパンガスは全くの別物

同じ火をおこす性質の「可燃ガス」は、似たり寄ったりの特性と勘違いされがちだが、都市ガスとプロパンガスでは基本成分が異なり、それによる燃焼カロリーも異なるのだそうだ。燃焼カロリーとは、ガスが火に変わった時に起こる炎の大きさで、カロリーを考えると専用器具以外での使用は非常に危険とのことだ。

機械によっては代用できる

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話題の画像を見せたところ、「ああ、これなら代用できるかも。」という意見をいただいた。

ガスを燃焼させる部分をバーナーと言い、燃焼量は そのバーナーの性能装備に左右される事があるそうだ。一般的に都市ガスよりもカロリーの大きいプロパンガスを使用する場合、ガスを絞ってやる必要があるのだが、そのガスの絞りがついている器具が存在するのだそう。一般家庭用に普及している物は、販売される時点で商品が都市ガス用とプロパンガス用に明確に分けられているため、その機構は基本的に有していないが、業務用の機械にはその機構が備わっていることがあるとのことだ。ただし、厳密にはプロパンを使用するにはプロパン用バーナーを使用しないと危険であり、長く使用をしていると火災の原因にもなるためオススメできるものではない。

ガスはガス屋

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異なるガスを家庭用のガスファンヒーターやガスコンロでは絶対に使用してはいけない!火事は周りも危険で迷惑だ。「火災保険に入っているから大丈夫。」なんて安易な気持ちでいるかもしれないが、その火災保険は契約を結んだ家屋にのみ有効で、近隣の家屋を焼いてしまった場合は保証されない。ましてやその家屋に人がいた場合はどうなるのだろう。

家庭で素人判断をするのは絶対にダメだ。緊急時を含め、ガスに関する事はガス屋に連絡をして、プロに適切な判断を仰ぐことを強く勧める。

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