Appleが2021年6月から開始したApple Musicの高音質化を使用した際に、どれほどの通信量が発生するのかを確認した。
検証期間中、Wi-Fiへの自動接続は完全にオフにした状態を保った。
iPhoneの主な使用用途は、Apple Musicのストリーミング再生とLINE。音楽は、朝から晩まで常に再生している状態が多く、7月は少々控えめだった可能性がある。車で移動する際もBluetoothでカーオーディオと同期をしているため、移動中も常に音楽によるパケット通信が発生している。
注意点としては、Apple Musicのみで発生したデータはお見せしない。この理由については、音楽ファイルによってファイルサイズが異なったり、毎月同じように使用したりと気を遣っても総再生数に誤差が生まれるためである。
検証に使用した私のiPhoneは、直近三ヶ月間、ほぼ同様の使い方をしていたため、iPhone自体の使用時間に大きな誤差はないはずである。しかし、Appのアップデートファイルをダウンロードする回数などにも差が生じるため、大まかな目安としてご確認いただければと思う。
Wi-Fiに接続していない期間は5月からである。6月から開始された高音質化。Apple Musicの設定は6月から標準の設定で使用を開始している。もしかするとDolby Atmosのみ、私自身がオンに設定を変更した可能性もあるが、Dolby Atmosもロスレスも標準使用の状態が6月である。
7月からはロスレスなどの設定を最高値に変更して使用している。
5月と6月の差を確認すると5.74GB。高音質化前の状態と、高音質化後の変化は、約5GB前後の差と言ったところなのだろう。
高音質化を最大値に変更した7月のパケットは98.05GBを記録している。6月の使用量との差は、32.77GB。
キャリアの契約プランには、20GBまでの割安なプランなども提供されているが、アップルミュージックをフルに活用するのであれば、無制限プランをお奨めしたい。