AppleのスマートスピーカーHomePodが、突然の故障に見舞われるケースが相次いでいるようだ。
問題となっているHomePodは、最近まで販売が行われていたスタンダードなモデルで、HomePod miniについては問題の報告はなされていない。
MacRumorsに寄せられたHomePodの問題は、異常な発熱が起こり、突然HomePodが故障するというもの。この問題は、Redditなどにも寄せられており、単なる自然故障ではないようだ。
Redditのユーザーは、HomePodを合計で19台所有しており、その内の7台が使用不能になっている。このユーザーが所有するHomePodは、6台にHomePod 15ベータ版、残りの13台はHomePod 14.6をインストールして使用している。故障が現れたデバイスは、ベータ版で使用している4台と、14.6で使用中の3台。
14.6をインストールしたHomePodは、音楽を聴くために使用しているようで、その音量も平均して20%程度と、無理な使用を行っている様子はない。なお、ベータ版をインストールしたHomePodは、Apple TVのスピーカーとして接続しているようだ。
問題の原因は不明だが、故障を起こしたHomePodには、HomePod 14.6あるいはHomePod 15ベータ版がインストールされている。
酷いケースでは、ソフトウェアアップデートを行ったところ、HomePodが動かなくなったという報告があったり、HomePodの使用はできていたが、上部の発熱が目立つようになり、その後動かなくなったりと、最終的には機能不能に陥る方向に向かうようだ。
Redditのユーザーは、Appleの上級技術者からHomePodのプラグを抜き、次のソフトウェアアップデートが出るまで使用を止めるようにアドバイスされたようである。
ご自宅のHomePodに14.6あるいは15ベータ版をインストールしている場合は、次のアップデートが出るまでの間、コンセントを抜いておくことをお奨めしたい。
Via: MacRumors