Apple Watch、コロナウイルスの後遺症を追跡可能「Apple Watchの有用性が大きく広がる可能性」


Apple Watch、コロナウイルスの後遺症を追跡可能「Apple Watchの有用性が大きく広がる」

Apple Watchは、コロナウイルス感染症から回復した人の後遺症をモニタリングし、その後の処置あるいは研究に役立つデータを蓄えることが可能。このことが、新しい研究結果で明らかになった。

ニューヨークタイムズは、米国医師会が出版するJAMA Network Openからウェアラブルフィットネストラッカーに関する内容を取り上げ、コロナウイルスの永続的な変化を検出するために貢献することを報じた。

研究は現在初期の段階にあるが、ウェアラブルデバイスの有用性が確認できており、コロナウイスル感染症の長期的な副作用から回復するまでの患者データの追跡などにデバイスが役立つ可能性があることを示唆する内容となっている。

ウェアラブルフィットネストラッカーとは、Apple WatchやFitbitのように、腕に装着することで心拍数や運動量などのデータを永続的に収集できるデバイス。

この研究では、陽性反応が出た人は、心拍数上昇などの動きや生理的変化が見られ、数週間から数ヶ月にわたり後遺症が続くことなど、長期的な影響を把握することにも役立つことが示唆された。

マウントサイナイ医療大学アイカーン校のウェアラブル専門家ロバート・ハーテン博士によると、ウェアラブルデバイスを使用することで、人目を気にせずに長期間にわたってモニタリングすることができ、ウイルスが実際にどのような影響を与えたのか、客観的に確認することができると伝えている。

この研究からは、ウェアラブルデバイスが健康指標や病気の回復状況の追跡に役立つという証拠を裏付ける形となったが、そのほかにもLong COVIDと呼ばれるコロナウイルス感染症の後遺症についても科学者達に示唆することを与えていたようだ。

現在、アメリカではApple Watchなどを装着するユーザーが5人に1人の割合で存在し、日本でも多くのiPhoneユーザーがApple Watchを愛用している。

ワクチンによって一時的に沈静化が進むコロナウイルスだが、いつまた猛威を振るうとも限らず、こうした研究は将来を見据えた試みとして非常に興味深い。

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