M1チップを搭載した一部のMacは、一般的な操作ではスクリーンセーバーを終了することができないバグを抱えているようだ。
このバグについて、MacRumorsは一部の設定が有効になっているMacが対象と伝えている。
その設定とは、ファストユーザスイッチで、これはユーザの切り替えを素早く行うための機能である。
スクリーンセーバーが終了できなくなったMacを復帰させるには、物理的な動作を与えるか、ショートカットキーを利用する。
MacBook ProやMacBook Airの場合、画面を閉じてから再び開くか、Touch IDに指を置き指紋認証を行う。
Mac miniの場合は、キーの組み合わせを利用して、画面をロックあるいはユーザのログアウトを行う。
画面ロックするには、「Control+Command+Q」を押す。ユーザのログアウトは、「Option+Command+Q」を押す。
ファストユーザスイッチをオフにするには、画面左上のリンゴマークをクリックし、「システム環境設定」を開く。そして、一覧から「ユーザとグループ」を開き、表れた設定項目から「ログインオプション」へ入り、ファストユーザスイッチメニューのチェックを外す。
設定項目に変更が加えられない場合には、左下の鍵マークをクリックし、Macのパスワードを入力して南京錠を解除する。