Appleが2021年モデルとして発売を見込まれるiPhone 13シリーズは、全体的な印象を洗練して登場する可能性がある。
Macお宝鑑定団Blogは、中国のサプライヤーから得られた情報として、背面カメラユニット面のフラット化とノッチサイズの変更を伝えた。
情報によると、デバイスのサイズに関して、幅や高さの変更はなく、厚みが0.26mm増すという。
マイナーチェンジが見込まれるiPhone 13シリーズは、2020年モデルのiPhone 12シリーズをベースにしたデザインが採用される可能性が高い。そのため、背面全体のフラット化には至らないかもしれない。
ここ数年間にリリースされたiPhoneの背面を確認すると、ボディから突出する形でカメラユニット部が突き出ている。2020年モデルのiPhone 12シリーズを確認すると、そのカメラユニットからは更にカメラレンズが突出していることが確認できる。
サプライヤーからの情報は、ユニット面のフラット化に関するもので、ボディが更に厚みを増すということをくみ取ると、ユニット面がレンズ部分まで厚みを増やすデザインの変更が加えられることを示唆しているようだ。
厚みを増すために使用される材質は、サファイヤガラスのようで、iPhone 12シリーズに使用されているカメラユニットのように、ボディ色が透けて見える印象には変わりないようである。
また、Macお宝鑑定団は、広角カメラにセンサーシフト式の光学手ぶれ補正が採用される可能性を伝えているが、アナリストのMing-Chi Kuo氏のレポートによると、採用されない可能性がある。
アナリストのMing-Chi Kuo氏は、iPhoneのカメラシステムについて触れており、カメラシステムは2022年まで革新的な変更がないという。
ただし、Appleは例年様々な改善を加える傾向が強く、ハード面での変更がない場合でも、システム面でのアップデートにより、これまでに使用することができなかったセッティングが行えるようになる可能性はある。
2021年モデルのiPhone 13 Proには、LTPO有機ELディスプレイの採用が見込まれており、ソフトウェア面でのカメラシステムの変更は十分に考えられる。
そして、ノッチである。画面上部に設けられた前面カメラが収まるノッチサイズの変更については、これまでのシステムを中央に凝縮する形で、幅が縮められるようだ。
電話のスピーカーは上部に追いやられる形で、フレームギリギリまで上の方に移動するという。スピーカーが収まるスペースを上部に移動することで、空いたスペースには、カメラやセンサー類が中央に寄せ集められる。