Appleは、2022年の前半に、iPhoneとしては割安なモデルの発表を行う可能性がある。
アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、AppleはiPhone SEの新型を発表する計画を進めている。
登場が見込まれるiPhone SEは、iPhone 8と同じような見た目をしており、ホームボタンを有するモデルになるようだ。
新しく登場するSEは、その見た目こそiPhone 8と同じデザインを採用するが、処理装置には新しいプロセッサを搭載したり、5Gネットワークへの対応が見込まれたりと、メリハリのあるアップデートが施されて、史上最も安い5G対応iPhoneとなる見込みである。
価格は699ドル。日本円に換算すると、現在のレートで約77,000円と予測されている。
iPhone SEよりも大きなモデルとして、iPhone SE Plusの情報も聞こえていたが、現在は新しい情報が途絶えており、計画が頓挫している可能性がある。
Kuo氏によると、iPhone SEの登場は2022年前半のリリースが見込まれている。しかし、Appleはロシアの規制データベースに未発表のiPhoneを7台登録していることが確認されている。
もしかすると、この7台のうち、2台は新型iPhone SEとiPhone SE Plusの可能性も否めない。2021年、iPhone 13シリーズとして登場予定のモデルは、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13、iPhone 13 miniの3タイプになると予測されており、残りの3タイプについては詳細が不明のままである。
もしそうなれば、新型iPhone SEについて、Appleは既に設計や大量生産に向けての準備を完了している可能性があり、発表が早まる可能性もある。