Appleは、次世代型のApple TVに、スマートスピーカーのHomePodを組み合わせたモデルの開発に着手している可能性がある。
BloombergのMark Gurman氏(Twitter: @markgurman) によると、Appleが現在開発中のデバイスは、Apple TVの映画やドラマのコンテンツ視聴、ゲームなどの基本機能がベースである。
そして、それに加えて、これまでにApple TVの機能にはなかったものとして、スマートスピーカーのデジタルアシスタントSiriへの対応や、音楽の再生などにも対応する方向で開発が進められているようだ。
また、Appleは、このほかにもデバイスの開発にも着手しているようで、iPadとHomePodを合体させたようなディスプレイ付きHomePodのリリースに向けて動いている。
紹介した2つの開発中デバイスは、どちらも現時点では開発初期の段階にあるため、発売にそれ相応の時間を要する可能性がある。もしかすると、なんらかの問題で開発の中断、あるいは中止が決定される可能性も否めない。
Apple TVに関しては、現行モデルが発売されて3年が絶ち、もうそろそろ新型の登場が出てもおかしくない時期ではある。しかし、今回Bloombergが報じた開発中のプロジェクトは開発初期。もしかすると、開発中のモデルは次期型のモデルではなく、数年先に登場するモデルなのかもしれない。
Appleは、2020年にHomePod miniを発売し、その性能と価格からヒット商品となった。GoogleやAmazonとの市場争いに、決定打となる渾身の力作を発表する可能性があり期待が膨らむ。