AppleがiPhone 12の新しい動画を公開した。「Fumble」と名付けられた動画には、一人の女性が街を歩きながらiPhoneで通話する光景が映し出されている。
しかし、これが悲劇の始まり。彼女は、手に持ったiPhoneを肩と耳で挟もうとした瞬間、挟み損ねたiPhoneが落下を開始する。
動画のタイトルに付けられた「Fumble(ファンブル) 」とは、野球やバスケのような手を使う球技に用いられる用語で、ボールを取り損ねて落としてしまうミスのことを指す。
彼女は華麗な手さばきで大切なiPhoneをキャッチしようと奮闘するが、最終的にiPhoneは画面を下に向けて着地してしまう。Fumbleである。
iPhone 12シリーズに採用のディスプレイは、耐衝撃性に優れたセラミックシールドが用いられており、落下などの衝撃に耐える力が前モデルのiPhoneと比べて4倍優れている。
Appleは、この動画に「iPhone 12にセラミックシールドを搭載。どんなスマートフォンのガラスよりも丈夫です。リラックスしてください、それはiPhoneです。」とコメントを付けている。
動画では、粗い目の砂地に着地するiPhoneが映し出されているが、セラミックシールドは攻撃性の高いアスファルトの地面に落下させても程度によっては問題なさそうである。実際に、私の周りでは、購入したばかりのiPhone 12 Pro Maxをアスファルトの上に落下させてしまうというアクシデントを経験したが、幸いにも画面へは傷がつかなかった。
残念なことに、側面のフレームには傷はついたが、操作性に直結するディスプレイに、これほどまでの耐衝撃性が備わる安心感は凄まじい魅力である。
iPhone 12、「擦って、削って、押しつぶる。耐久テスト」が公開される
Appleが今秋リリースしたiPhone 12シリーズは、従来のiPhoneよりも傷や衝撃に強いのか。この単純な疑問を持つ我々に、分かりやすい動画が公開された。 2020年7月に、iPhoneに採用される強化ガラスとしても有名なCornin...