Appleは2020年10月21日、iOS 14.1を正式にリリースした。
9月17日に正式発表されたiOS 14は、フルモデルチェンジしたiOSとしてシステムをより新しいものへと刷新した。ホーム画面へのウィジェット追加機能や、動画の再生中に別の操作が可能となるピクチャ・インピクチャ機能などが新たな機能として盛り込まれ、全体的な表示の統一化も図られた。
https://yellowcorn.jp/thought/2020/09/17/8427/
今回のアップデートでは、一部のメールが誤ったエイリアスからメールを送信してしまう不具合や、表示に関する不具合などが修正されている。
また、iOS 14.1では、iPhone 8以降のiPhoneで、10bit HDRビデオの再生と編集に対応した。
iOS 14.1リリースノート
iOS 14.1には、iPhone用の機能改善およびバグ修正が含まれています。
- iPhone 8以降の“写真”で10ビットHDRビデオの再生と編集に対応
- 一部のウィジェット、フォルダ、アイコンがホーム画面に縮小表示されていた問題に対処
- ホーム画面でウィジェットをドラッグするとフォルダからAppが削除されてしまうことがある問題に対処
- “メール”で一部のメールが誤ったエイリアスから送信されていた問題を修正
- 着信時に地域情報が表示されないことがある問題を修正
- 一部のデバイスで拡大表示モードと英数字のパスコードを選択すると、ロック画面の緊急電話ボタンがテキスト入力ボックスと重なってしまうことがある問題を修正
- アルバムまたはプレイリストの表示中に、一部のユーザで曲のダウンロードやライブラリへの追加ができないことがある問題に対処
- “計算機”でゼロが表示されないことがある問題を修正
- ストリーミングビデオの再生開始時に解像度が一時的に低下することがある問題を解決
- 一部のユーザでファミリーメンバーのApple Watchが設定できなくなっていた問題を修正
- “Apple Watch” AppでApple Watchのケース素材が誤って表示されていた問題を解決
- “ファイル” Appで、一部のMDM管理のクラウド・サービス・プロバイダによるコンテンツが誤って利用不可として表示されることがある問題に対処
- Ubiquitiワイヤレス・アクセス・ポイントとの互換性を改善
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222