今年発売のiPhone 12、発売遅延で10月以降の可能性


今年発売のiPhone 12、発売遅延で10月以降の可能性

Appleへ部品を供給するアメリカのBroadcomは、今年発売される予定のiPhoneが例年よりも遅れることを示唆している。Bloombergによると、BroadcomのCEOであるHock Tan氏が決算会議にて、北米の大規模な携帯電話メーカーに製品サイクルの遅延が発生していることについて語ったそうだ。

北米の大規模な携帯電話メーカーは、Appleを指している可能性があり、つまりiPhone 12の発売が遅延する恐れが出てきている。Broadcomは無線および通信インフラ向けの半導体製品などを製造する企業である。モバイル端末には欠かせない部品を供給しているため、部品の供給が遅れることはAppleにとっても痛手となる。

遅延で思い当たる新しい節では、3年前の2017年に登場されたiPhone Xである。Xは、9月半ばに発表を行ったものの、予約開始が10月後半になり、発売が11月3日となった。今回は、パンデミックにより自粛が発生したこともあり3年前の遅延とは状況は異なるが、製造遅延による発売日の延期という点では似たものがある。

過去の状況を考察すると、年内の発売もギリギリあり得るのかなと思いたいが、気がかりなのは、Hock Tan氏のコメントである。第3四半期のワイヤレス収益は順次減少すると予想しているそうだ。

自粛による携帯電話の需要やインカムの低下を踏まえての発言だとは思うが、今年こそiPhoneを買い換えたいと望む人にとっては悩みの種である。

Photo: Apple

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