Appleが、AirPodsの最上位デバイスとして開発を進めているAirPods Studioについて、その原型を示唆するアイコンが発見された。
このアイコンを発見したのは、iOS開発者であり、MacRumorsの寄稿者であるSteve Moser氏 (Twitter: @SteveMoser) 。
発見された場所は、iPhoneを動かすシステムであるiOS 14.3内。現在、正式にリリースされているiOS 14は14.2であり、発見されたiOSのバージョンは、現在開発者向けとしてリリースされているベータ版となる。
Moser氏は、このベータ版の「探す (FindMyアプリ)」機能に、使用が見込まれる短い動画から新しい発見を得た。
探す機能は、一般的に置き忘れたiPhoneを探す機能として知られている。今回見つかった短編の動画は、iPhoneとペアリングしたデバイスを“探す” 操作が実行された際に、iPhoneの画面に表示されること見込まれている。
動画に登場しているアイコンは、見たこともないヘッドホンとバッグ、それにスーツケースである。
おそらくこれらが示唆しているものは、バッグに忍ばせておくことが可能な忘れ物防止タグのAirTagsと、AirPods Studioだろう。
AirTagsや、AirPods Studioなど、iPhoneと接続して使用するデバイスは、近距離無線通信(Bluetooth) で接続されるため、電波の届く範囲は数メートルである。検出できる範囲の関係で、検索範囲としては小振りなものとなりそうだ。
Appleは、AirPods Studioに2タイプを用意していると言われている。その違いは、材質の違いで、高価な材料が使用されたモデルと、本質的な性能は変えずに材質を低価格なものに置き換えたエントリーモデルになると予測されている。
New Pairing video in the Find My app in iOS 14.3 beta 1 with the codename Hawkeye hints at Apple Tags support and new Apple over ear headphones. pic.twitter.com/oVdCLQcaWc
— Steve Moser (@SteveMoser)
via: MacRumors