iOS 14では、iPhoneの標準メールアプリ(メーラー) を別のアプリに変更することが可能になった。よく知られているサードパーティー製のアプリとしては、たとえば現在最も人気の高いGmailや、優れた操作性でファンの多いSparkである。一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。
要は、標準となるメールアプリを元々iPhoneに入っているメールアプリから、Gmailなどに置き換えることが可能になったのである。
既定に置くメールアプリの変更を行うメリットとしては、iPhoneで閲覧しているものに記載されているメールアドレスへメールの送信を行うとき。
普段からiPhone標準のメールアプリを使用しているのであれば困りはしないが、普段メインで使用しているものがGmailやSparkだった場合でも既定がiPhone標準のメールアプリのままでは、メールアドレスを押すとiPhone標準のメールアプリが開いてしまい面倒だった。
普段から別のメールアプリを利用している人にとっては、ものすごく利便性が向上するのではないだろうか。
iPhoneで使用するメールアプリの既定値を変更する方法
1. 「設定」を開く
iPhoneのホーム画面から「設定」を開く。
2. 使用しているメールアプリの設定を開く
iPhoneで普段使用しているメールアプリの設定を開く。iPhone標準メールアプリが既定になっている場合は、iPhone標準のメールアプリにこの設定項目は表示されていないため、必ずiPhone標準のメールアプリ以外のものの設定を開く。
今回はGmailのメールアプリから設定に入ることにする。
3. デフォルトのメールAppを変更する
メールアプリ設定項目の「デフォルトのメールApp」を開き、これから標準として使用するメールアプリを選択する。
この選択で、iPhone標準のメールアプリから別のものへ標準が置き換えられると、iPhone標準のメールアプリにも同じ設定項目(デフォルトのメールApp) が表れる。