パイオニアは、AppleのCar Playに対応したレシーバーDMH-WC5700NEXを発表した。
6.8インチの画面を有するレシーバーは、iPhoneのほかに、Android端末にも対応している。
ボディの形状は、これまでの2DINタイプではなく、1DINサイズのボディから突出する形で2DINサイズの画面が顔を出しているモジュラー設計を特徴としている。
これまで、車両側に1DINしか収まるスペースがなく最新カーナビの取り付けを諦めていた車両や、2DINの下半分を収納などに利用したかった人にとっては、待ちに待ったレシーバーの登場ではないだろうか。
見出しには分かりやすく一般的な名称としてカーナビと表記したが、このレシーバーを使用するには、iPhoneやAndroidスマホを接続する必要がある点に注意したい。
これまでのカーナビとは異なり、スマホを接続することで、ルート案内や通話、音楽の再生など、すべての機能を使用することが可能となる。
DMH-WC5700NEXの主な仕様や出力は、Hi-Resオーディオ再生機能、FLACファイル再生、13バンドグラフィックイコライザー、タイムアライメント、4V RCAプリアンプ出力 (フロント/リア/サブウーファー) 、オーディオストリーミングおよびハンズフリー通信用のBluetooth接続。
内蔵のHDRadio機能、SiriusXMReady (SiriusXMチューナーとサブスクリプションが別途必要) 、RGBイルミネーション、リアカメラ入力、リアシートエンターテインメント用のHDMIビデオ入力など。
発売は、2021年夏を予定しているそうだ。
Source: Pioneer