Appleが2020年モデルとしてリリースしたMacが、日本のデスクトップパソコン販売台数で1位を獲得した。
このデータは、販売データを分析するBNCが公開したデータによるもの。統計に使用されたデータは、販売店やオンラインストアを対象とした販売台数である。
8月から11月の時点で、日本国内の販売数シェア3位を護っていたAppleは、M1チップのMacが発売されるやいなや、護り続けていた3位の座を明け渡し、一気に1位まで登り詰めた。
その期間は、約1週間である。グラフを見ると、あまりにも急激な販売増に、思わず笑ってしまうほどである。
Appleは現在、日本の市場において27.1%の販売数を占めており、データはMacが発売されてから1週間で14.4%のポイント増となった。このデータは、日本のデスクトップPC市場のみのデータであり、Macノートに関する販売台数は含まれていない。
M1チップは、AppleシリコンとしてMacに搭載された初の処理装置である。Appleが、Intel製のCPUに代わり搭載した高性能なM1チップは、エントリークラスの処理装置であるにも関わらず、高性能なデスクトップパソコンを凌駕する性能を秘めているものとなる。
低電力と小型化に特化したM1チップは、2020年モデルとして登場したMacBook Pro 13、MacBook Air、Mac miniという3タイプのMacに搭載されている。
M1チップMacのグラフィック、パワフルなGPUと同等 / フォトショやイラレ、ゲームには使えるのか
Intel製のCPUに代わり、Appleシリコンを初めて搭載したMacは、グラフィックス一体型のCPUを搭載し、AMD RadeonやNVIDIA GeForceのグラフィックスは搭載していない。 IntelのCPUに内蔵されているグラフィ...