次期型のiPad miniは、一般的なディスプレイを採用し、次世代型のパネルは搭載しない可能性がある。
DigiTimesは、次期iPad miniにMini LEDを採用したディスプレイを搭載すると報じていたが、ディスプレイアナリストのRoss Young氏(Twitter: @DSCCRoss) は、その内容に少々問題を感じているようだ。
Young氏によると、刷新されたiPad miniのリリース日について、DigiTimesの報じた内容と同様に2021年を予定していると伝えたが、仕様に関しては少々苦言を呈している。
その苦言とは、搭載されるディスプレイについての仕様で、Mini LEDを採用したディスプレイパネルは採用されないと伝えている。
この情報は、Young氏自身がRadiant Opto-Electronics社に連絡を取って確認した事実だと述べている。
Radiant Opto-Electronics社とは、DigiTimesが報じたAppleのディスプレイサプライヤーで、Young氏が正確性を確かめたことになる。
以前、アナリストのMing-Chi Kuo氏もMini LEDを搭載したiPad miniが2020年に発売されると伝えていたが、コロナウイルスによるパンデミックの影響を受けて、Mini LEDの生産に遅れが出るなどして実現しなかった。
Gurman氏、iPad mini 2021は「今秋発売で間違いない」全面ディスプレイで登場か
Appleは、iPad miniの第6世代を2021年中に発表する計画で動いているようだ。 BloombergのMark Gurman氏は、毎週発行のPower Onで、次期iPad miniのリリース時期について、2021年秋で間違いない...
No miniLED iPad Mini this year. Digitimes story was not correct.
— Ross Young (@DSCCRoss)
Via: MacRumors