Appleは、iOS 12あるいはiPadOS 12がインストールされている旧型のデバイスに向けて、セキュリティアップデートを正式リリースした。
リリースされたバージョンは12.5.4。
このアップデートは、現在最新となるiOS 14やiPadOS 14にアップデートできない旧型のデバイスを対象としたものとなる。
対象のモデルは、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、iPod touch(第6世代)。
修正された項目は、セキュリティとWebKitに関する内容で、悪意のある証明書を処理すると、任意のコードが実行される脆弱性と、Webコンテンツを読み込んだ際に、悪意のあるコードが実行される問題の修正が行われている。
このアップデートは、iOS 12あるいはiPadOS 12がインストールされているデバイスをご使用中のすべてのユーザーに推奨される内容となる。
旧型のデバイスを使用するユーザーは、既にサポートが終了してアップデートがリリースしていることに気付かないケースもある。もしご使用中の方が身近にいるのであれば、アップデートをお奨めしていただければと思う。
アップデートの方法は、「設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート」。