iPhone SEの第3世代は、各所をアップグレードして登場する可能性がある。
ただし、その仕様変更は、iPhoneを使用する上で不便を感じないようなパワーアップが施されるもので、特筆して“最新” が詰め込まれたパッケージングにはなりそうにない。
アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、第3世代となるiPhone SEは、2021年に登場せず、2022年前半以降の発表が見込まれている。おそらく、発表は3月から4月だろう。
デザインに関しては、現在販売中のiPhone SE2のデザインを継承し、全画面ディスプレイは採用しない可能性がある。
搭載するセキュリティに関しても、これまでと同様に指紋認証のTouch IDをホームボタンに内蔵するもので、顔認証のFace IDを搭載する可能性は低い。
処理装置は、これまでよりも高速なものが採用される見込みで、可能性として考えられるチップはiPhone 12シリーズに搭載のA14チップが設計に盛り込まれているのかもしれない。
伝えられた情報ではパッとしない印象のiPhone SE3は、高性能よりも無難を求める顧客の心を掴むようにパッケージングされているように感じる。
以前、次期型は大型ディスプレイを搭載してiPhone SE Plusを名乗るとの情報もあったが、現在この端末に関する情報はなく、計画が破棄された可能性がある。
当初の情報では、次期型のSEは5Gに対応しない代わりとして、リーズナブルに提供されるといわれていた。しかし、Kuo氏によると、2022年のiPhone SEには5Gへの対応も開発内容に含まれている。なお、この5Gが、iPhone 12シリーズと同様にミリ波とサブ6を国ごとに使い分けるのか、日本での販売がどちらになるのかなど、詳細については明らかになっていない。
もうご存じとは思うが、ミリ波とサブ6の違いは、速度と電波飛距離の違いで、ミリ波を標準と捉えると、サブ6は速度は遅い代わりに電波が広範囲に届く特性を有している。日本で販売されているiPhone 12シリーズはサブ6仕様である。
ミリ波に関しては、2021年以降に日本で販売されるiPhoneに関してもミリ波に切り替えが行われる噂もあった。その元となったのは、Appleがミリ波アンテナの受託先を増やしたことによるもので、現在サプライヤーを務める村田製作所に台湾のQiqiが加わった。
うーん、このマイナーチェンジse3が事実なら、アップルは無能だと思う。
SE3が出る頃に5Gが普及するのは米国ぐらい。5G対応しか取り柄なく、価格が無駄に高騰するなら、
SE2で良いとなってしまう。
1つでも先進性を求めるユーザーにとっては、残念なモデルになってしまいましたね (この通りの仕様だと)。
SEといえば、小型で使い勝手がいいという印象が大きかったですが、役割がiPhoneのベースを担うものに変わりつつあるのかなと思いました。
お子さんなど、とりあえずiPhoneと考える購入層に向いているのかもしれません。