AppleのiMessageが、AndroidスマホやWindowsパソコンで使用可能となった。この偉業を達成したのは、複合型チャットアプリのBeeperである。
Beeperは、TwitterやSlack、Instagramなど、15種類のメッセージングサービスに対応したアプリとして登場し、iMessageの送受信にも対応したと伝えている。
iMessageとは、Appleのデバイス間で送受信が可能なメッセージで、iPhoneやiPad、Macなどを使用することで、LINEのようなメッセージの送受信が行えるものである。元祖LINEというべきだろうか。
このAppleのメッセージ機能は、残念ながらAppleのデバイスのみで使用が可能なものとしてリリースされており、これまでWindowsパソコンやAndroidスマホからは送受信を行うことができなかった。
Appleは、現在でもiMessageを使用するデバイスをAppleのデバイスに制限したままで、iMessageをApple以外の製品で使用するには、Beeperを使用するしか方法がない。
Beeperを利用してiMessageの送受信を行うには、Beeperが用意した2つの方法からユーザーが選択する必要がある。
1つ目の方法は、ネット環境に接続されたMacを通すことでBeeperがiMessageの送受信を可能にするというもの。2つ目の方法は、Beeperからジェイルブレイク(脱獄) されたiPhoneの提供を受ける方法である。
Beeperを使用するには、月々10ドルのサブスクリプション契約を行わなければならない。
New app alert: I’ve been working on Beeper for a while and today we’re launching! It’s a single app to chat on iMessage, WhatsApp, and 13 other networks. Been using it as my default chat client for the last 2 years and there is NO going back. Check it out https://t.co/vjAtnYvdhS pic.twitter.com/rJ39rPFixb
— Eric Migicovsky (@ericmigi)
Via: The Verge