Appleは、日本時間の2020年9月16日AM2:00に発表イベントを開催し、iPhoneの新しいOSであるiOS 14の配信が間近であることを発表した。
iOS 14がiPhoneにダウンロードできる正式リリースは、現地時間の2020年9月16日となる。日本時間では2020年9月17日、おそらく深夜2時頃に配信がスタートするのではないかと見込んでいる。
現時点では、正式リリース前の最終ベータ版、ゴールデンマスター版の配信が開始されている段階にあり、このベータ版で なにか大きな不具合があれば、後日早急にアップデートが掛かる可能性がある。
iOS 14で変わる部分は、多すぎて語りきることができない。ひと目見て実感できる機能としては、ウィジェットとフォルダ管理の部分だろう。刷新されたホーム画面は、見飽きた存在から新しい次のiOSへ、確実な進化を経てバトンが手渡されている。
新しい進化として、一番印象深いものは、動画の再生中に、別の操作が可能となる「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能が追加されたこと。日常生活でいえば、テレビを見ながらiPhoneを操作するようなことがiPhone内で完結してしまうものとなる。
今、このサイト、yellowcorn.jp を見ているブラウザ(Safari)は、青いアイコンのSafariだろうか? Webページを閲覧するためのSafariは、Safari以外のブラウザをデフォルト(標準) に置き換えることが可能となる。なにが便利になるのかというと、単純に、LINEやメールで届いたサイトURLをタップすると開くブラウザをSafari以外の好みのもの置き換えることが可能となる。Safari以外のブラウザを愛用しているユーザーにとっては朗報ではないだろうか。
そしてお気づきだろうか。新しいiOSと共に発表されるデバイスの存在。今回、新しいOSを利用するために作られた、新しいデバイスの発表がなされなかったのである。Appleは、新しいOSと新しいデバイスを抱き合わせでリリースすることが通例だ。Appleの正しいスケジューリングでは、2020年9月15日の段階でiPhone 12シリーズの発表を行う予定であった可能性が高いのではないかと推測している。
▼9月15日のイベントで発表された最も魅力的なデバイス