Appleが2020年末にリリースが予定されているMacBook Airに、内蔵される可能性が高いバッテリーが、韓国Safety Koreaや3C、UL Demkoのデータから明らかになった。
認証を取得後、試用を行い発表へとつながるため、この認証が意味するところは、そろそろ新しいMacBook Airがリリースされる可能性を示唆しているものとなる。
認証を取得したバッテリーは、モデル番号にA2389とつけられた4,380mAhのバッテリーである。長方形が3つ連結されたデザインは、従来搭載されてきたA1965と比較しても目に見えた大きな変更点はない。
AppleがWWDC20で伝えたように、今後リリースされるMacは、ARMベースのプロセッサを使用していく方向性を示しており、2年という長期スパンを設けた上で、随時可能なところから変更を加えていくとしていた。
このバッテリーがMacBook Airに内蔵されるものであるとするならば、ARMベースとなるAppleシリコンを搭載したものとなる可能性が高い。
Appleシリコンを搭載した初のMacBook Airは、システムとして大きな成果を上げているものであって、デザインの面で新しい衝撃を与えてくれるものではなのかもしれない。このバッテリーの形からすると、おそらく従来のMacBook Airと酷似したデザインになる予感がする。
プロセッサをIntel製から自社製へと切り替えることにより、劇的に速い処理速度を実現しているAppleシリコン搭載Macは、その高効率から得られるものとして低消費電力のメリットを持ち合わせている。そのため、同容量のバッテリーでもMacの駆動時間を飛躍的に向上させられる可能性があり、移動時にMacを多用するユーザーにとっては、大きな利点となり得る。