Ankerは2020年7月16日、iPhone LED Flash (iPhone専用 LEDフラッシュライト) の販売を開始した。
世界で初めてMFi認証を取得したiPhone専用の外付LEDフラッシュライトとなる。
iPhone LED Flashは、iPhoneに接続し、カメラAppのフラッシュをオンにすることでフラッシュが自動的に連動する。
iPhoneへの接続は、同期に関する通信を行うことが主であり、電力自体は内蔵のバッテリーで補っているようだ。内蔵されたバッテリーは、満充電までに約75分を要する。なお、充電器や充電ケーブルは付属していないため、iPhoneを充電しているLightningケーブルを使用して充電を行う必要がある。
性能は、iPhoneに内蔵されたフラッシュと比べて4倍明るく、照射は最大2倍の範囲をカバーしているという。
サイズは、強力なライトでありながら、わずか74g(約) と軽量なもので、外寸は全辺5cm以下のコンパクトサイズとなっている。
点灯パターンは、フラッシュモードと長時間点灯モードの2種類であり、写真はもとより動画の撮影にも重宝しそうなライトである。
高性能なフラッシュの使用は、暗闇や逆光での撮影で威力を発揮することはもちろんのこと、雨の日に濡れて光を跳ね返すような被写体にも効果を発揮しそうである。跳ね返る光をフラッシュで打ち消して艶やかで鮮やかな画作りができる雨の日も楽しいものである。
注意したいのは、対応機種が現状では「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro MAX」「iPhone SE (第2世代) 」の4モデルのみとなっている点である。また、iPhoneの標準カメラアプリ以外では機能しない可能性があることも付け加えて注意したい。