【オフィス付属は要注意】展示品のパソコン購入!マイクロソフトに「展示品は“中古品扱い”」と言われた衝撃


【オフィス付属は注意】展示品のパソコン購入!マイクロソフトに「展示品は“中古品扱い”」と言われた衝撃

家電量販店で新品として購入したWindowsパソコンにトラブルが起きた。それは、パソコンを開封し、初期設定を済ませている最中のことだった。

エクセルやワードといったオフィス製品を使用できるようにプロダクトキーを入力してライセンス認証を行ったところ、ディスプレイには いつもの見慣れた画面ではなく「このプロダクトキーは有効ですが、別のMicrosoftアカウント R******@outlook.comと引き換えられました」というメッセージが表示されたのだ。

一般的にオフィスが付属する市販のパソコンを購入した場合、インターネットを介してアクティベートを完了しなければオフィス製品の使用を続けることができない。アクティベートとは簡単に言えば「活性化」という意味で、その製品が正規のルートで流通した物かどうかをインターネットにアクセスをして認証を行う作業だ。

オフィス プロダクトキーの入力

パソコンにオフィス製品が付属している場合、それは基本的にプリインストールされている物が一般的となる。プリインストールとは、製品出荷の段階でパソコンにソフトウェアが予めインストールされている物をいい、それを使用するには製品に付属のプロダクトキー(その製品が正規品である事のライセンス認証を行うためのパスワード) を入力することでアクティベートを行う。今回起こった珍事は、そのライセンス認証中に起こった悲劇ということだ。

起こったことは仕方ないため、この件についてマイクロソフトへ問い合わせたところ、担当をしていただいた窓口の方も初めて取り扱うケースだったため、回答には数日間の猶予がほしいとのことだった。

翌日マイクロソフトから正式な回答をいただくことができたので、質問の内容と それに対する回答を書き留めておくことにする。

プロダクトキーに問題があるとき取るべき行動

こうしたマイクロソフト製品のソフトウェア関連の初期トラブルは、家電量販店やパソコンショップでは対応しきれないことが殆どだ。初めてのトラブルなら焦りを隠せないかもしれないが、必ず取るべき行動があるので焦らずに対応したい。

  1. プロダクトキーが書かれている厚紙が開封されていなかったかを思い出す。
  2. 購入店舗に正確に事情を伝え、展示期間と、マイクロソフトからの回答次第では返品ができるのか確認を取る。
  3. マイクロソフトへ電話を行う。(応対を受けられるまで数時間呼び出しが続くこともあるので時間のあるときに行いたい。)
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私がマイクロソフトへの問い合わせ内容

昨日、購入したパソコンに付属のオフィスを使用するためにプロダクトキーを入力したところ、一部伏せ字のメールアドレスに所有権が移動したような旨の内容が表示されて先に進むことができません。

具体的には、昨日、家電量販店で展示品を新品として購入したパソコンで、展示期間は1年以上のデモ展示されていた経歴があります。パソコンにはOEMのオフィスがプリインストールされていたため、同梱のプロダクトキーを使用してMicrosoftアカウントと関連付けを行おうとしましたが、「このプロダクトキーは有効ですが、別のMicrosoftアカウント R******@outlook.comと引き換えられました」という内容のページが表示されて先に進むことができません。

プロダクトキーの盗難があったのかとも考えましたが、プロダクトキーの書かれている2つ折りの紙は正常に封印が付いており、それを開封した痕跡がないことは確認しています。

遠隔操作で結構ですので、一度パソコン操作の上ご判断いただけないでしょうか。

マイクロソフトからの回答

大変申し上げにくいのですが、マイクロソフトとしては、そのパソコンは中古品扱いとなります。別途オフィスのROM(数千円) を購入していただくことで正常にご使用いただくことができます。

最終的に私の取った対応

返品。

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結論

マイクロソフトのオペレーターには詳細な部分は濁されてしまったが、今回起こった現象は、デモ機として展示されていた期間中に、それを試した方がエクセルやワードなどのオフィス製品をクリックして開いたのが一番の原因なのかもしれない。オフィス製品は一度開いた時から試用期間が始まり、そこから期日内にプロダクトキーを入力する必要性が出てくる。

マイクロソフトから念押しされて聞かれた部分は、プロダクトキーの書かれている紙の封印は正常だったかと言うことと、印象深いのは展示機として稼働していた期間が1年を過ぎていると聞いたときの反応だ。おそらく1年を経過していない場合はプロダクトキーの再発行など何かの対応ができたのではないかと考えられる。

展示品の購入が面倒なことの引き金になったことは間違いない事実だ。割安に購入できることは、何かしらのトラブルを抱えることがあるという事も踏まえて、そのトラブルに対応できないようであれば購入を控えた方がいいのかもしれない。

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