Qiワイヤレス充電対応 Spigen iPhone X リキッドエアー TPUケースが「“精巧”な作り使いやすい！」

ケースの名門「シュピゲン」から発売されているiPhone X用TPUケースが想像以上に考えられていて使い勝手が絶妙にいい。

【追記】2017年11月6日, 記事最下部

今回購入したシュピゲンのTPUケースは、一般的なTPUケースには付けられていない溝が彫られており、それが功を奏して手へのグリップを増している。グリップがありながらサラッとした質感は、ポケットへの出し入れ時にも引っかかることが少なく良好な使い心地だ。

ワイヤレス充電(Qi) にも対応しており、米軍のMIL規格を取得していることからも 万が一のリスク回避を行う上で重要となる耐衝撃性も万全である。

ここまで頑丈なTPUケースでは、使用過程において電源ボタンやボリュームボタンの押しやすさが 真っ先に気になるのではないだろうか。
お気に入りのiPhoneをキズや衝撃から護るためにつけられるケースの中には、その頑丈さがゆえにボタンが硬く押しづらい商品も数多く存在するからだ。

上の写真を見てもらうとお分かりいただけると思うが、そこら辺も万全の対策が取られている。ボタン周辺部分に切り込みが入れられており、柔らかなタッチでボタン操作を行うことができる。必要以上の力は不要だ。
※上記の写真はボタン周辺の切れ込みを確認できるように、かなり明るく設定している。実際の色とは懸け離れていることをご了承いただきたい。 

写真を撮り忘れたため文章のみの説明となってしまうが、画面のガラスフィルムを装着した状態でも干渉することはなかった。ただし、画面の縁の部分までをもすっぽり覆う全面タイプのガラスフィルムは干渉する可能性がある。
背面用のガラスフィルムに関しても 貼り付けた状態でケースを装着することに成功をし、特に違和感もなく使用できることを確認をしているが、やはり精巧に作られたケースには余分な余裕は設けられていない可能性もあり、iPhoneを圧迫して故障を招く恐れや、落下時の衝撃をiPhoneが吸収しやすくなるなどのリスクも増えそうだ。そのことから背面ガラスディスプレイを貼り付けた状態でのケース使用は、完全自己責任でお願いをしたい。 

パッケージもオシャレなので、ちょっとしたプレゼントにも良さそうだ。

このケースの難点を上げるとすれば、サラサラした質感のため、乾燥気味の肌との相性が少し悪い可能性があることだろう。

追記

背面ガラスフィルムを装着した状態で、ケースを取り付ける事に関して、実際にシュピゲンさんに問い合わせをした。

商品に関して、他社の商品との併用は推薦しておらず、それを含めて端末背面に取り付けられるガラスフィルムとの併用も推薦しないそうだ。

端末の形状に忠実に設計されたケースとなり、ケース装着感の低下や各ボタン位置のズレ、ケース自体の破損に繋がる可能性をご指摘いただいた。
使用に関して、最終的にはユーザー自身の判断に委ねられているとこのとである。