Photo: MacRumors
Appleが開発を進めるMagSafeバッテリーパックは、スタンダードモデルとプレミアムモデルの2種類がリリースされる可能性がある。
リーカーのJon Prosser氏(Twitter: @jon_prosser) は、ポッドキャストGenius Barで、Appleが開発を進めるバッテリーパックについて触れた。
その内容は、バッテリーパックの1つが逆充電を特徴とするというものである。Prosser氏は、あまり詳細は語られなかったが、MacRumorsは、この逆充電の解釈を本来充電可能な面の反対側で、別のデバイスを充電することが可能になるという意味を含んでいるかもしれないと伝えている。
つまり、iPhoneの背面に張り付いたMagSafe充電器は、iPhoneの充電を開始し、それとは反対側の面にAirPodsなどを置けばAirPodsの充電も同時に開始するというものである。
技術的にいえば、MagSafeとQiワイヤレス充電を備えたリバーシブル構造で、簡単にいえばMagSafeデュアル充電パッドを反対側に折り曲げてたたみ、その間にバッテリーパックを内蔵したような構造である。
iPhoneのみを充電するスタンダードモデルについては販売に向けて開発が進んでいる見込みだが、プレミアムモデルについては、実際に販売に決行のサインが出されるかについては不明である。
需要の数を考えたときに、この充電方法を有する充電パックが沢山の顧客の心を掴むものか論議の課題になる可能性が高く、もし開発が続行となれば、次に直面する課題は排熱処理の可能性もある。
シンプルな構造のものは、製品としてリリースするまでに複雑な問題を抱えていることが多い。スタンダードタイプとプレミアムタイプの両方が発表されるのであれば、多くの問題を抱えている可能性があるプレミアムタイプは後追いで発表されるのかもしれない。