Appleは2021年10月2日、iOS 15.0.1を正式リリースした。
iOS 14から15へと切り替わり、iOS 15初となるアップデートは、ユーザーが使用する上で問題となる複数のバグが修正されている。
修正された内容は、マスク着用時にiPhoneのロックを解除する際、Apple Watchを使用する設定が、2021年モデルのiPhone 13シリーズでは正常に機能しない問題の修正。そのほかにも警告の誤表示が修正に盛り込まれている。
警告は、設定App内に設けられたデバイスの空き容量を示す値。データを保存する空き容量に十分な余裕があるにも関わらず、「空き容量が残りわずかです」という警告が表示されていたバグが修正された。
アップデートの方法は、「設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート」。
このアップデートに要した時間は18分。その内、インストールに要した時間は7分、ダウンロードとインストール前の処理時間は合わせて11分だった。なお、この結果は、iPhoneの種類やダウンロード時間など、様々な要因で変動する場合がある。
今回のアップデートで使用したiOSのダウンロード環境はWi-Fiである。5G環境下でのダウンロードは、Wi-Fi環境下と誤差が生じる場合があることにも注意したい。
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iOS 15.0.1リリースノート
iOS 15.0.1には、一部のユーザがApple WatchでiPhone 13モデルのロックを解除できない問題など、iPhone用のバグ修正が含まれます。
このアップデートには、iPhone用のバグ修正が含まれます。
- iPhone 13モデルで“Apple WatchでiPhoneのロック解除”が機能しないことがある問題
- “設定” Appに間違って“空き容量が残りわずかです”という警告が表示されることがある問題
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222