Appleは、Spring Loadedでデザインを刷新したカラフルなiMacを発表した。
スリムでフラットなデザインに生まれ変わったiMacは、2020年モデルのMacと同様にAppleシリコンのM1チップを搭載。十分なパフォーマンスを手に入れた。
噂で次期iMacは、画面下にある伝統のアゴがなくなるとの情報もあったが、登場したiMacにはしっかりとアゴが受け継がれている。
アゴの部分に収まるものは、ハイクオリティなサウンドを奏でるスピーカーと、システムの冷却ファンで、奥行きを薄く作ったデザインに行き場を失ったものが詰め込まれている印象だ。
スピーカーの音質に関しては、Dolby atmosをサポートしており、臨場感のある体験が約束されている。
画面サイズは、解像度4480×2520ピクセルの4.5K。True Toneに対応の24インチRetinaディスプレイを搭載。
オンライン会議の必需品ともいえるFaceTimeカメラは、1080pのFaceTime HDにアップグレードが施されて画質が向上。それに合わせるかのように、マイクシステムにもテコ入れがなされて音質が向上しているようだ。
接続ポートは、USB-Cが2つ、Thunderboltが2つの合計4つで、電源コネクタは新たに採用の磁気コネクタが採用されている。
この磁気コネクタに採用の電源アダプターは、LANケーブルの接続もサポートし、Wi-Fi接続のインターネットよりも敏感に反応、あるいはデータ量の多い作業に貢献する。デスク上のデザインに無駄をなくすアイデアが素晴らしい。
付属のキーボードやMagic Trackpadも刷新されて、幾分柔らかな印象のデザインが与えられている。カラーは、iMacのボディ色に合わせてコーディネートできるようで、これまでのシルバー一択のような選択肢ではなさそうだ。
価格は、154,800円(税込)から。注文は4月30日から受付を開始し、5月後半に発売が予定されている。