Appleは、ジャーンという昔ながらの起動音をMacに復活させる。今回新たに分かったことは、次期macOSであるmacOS Big Surで、ラップトップモデルにもスタートアップチャイムを復活させるということで、また世に賛否両論を巻き起こす話題が1つできたことになる。
2016年以降のMacBookやMacBook Proでは、電源を接続したり、画面を開けたりするタイミングで、自動的にmacOSが起動を始めるために、この起動音をなくしていた。
起動音の本来の目的は、Macのシステムが正常に機能していることを知らせる合図である。騒々しく大きな音で鳴り響く起動音は、寝静まった深夜にMacを立ち上げようとする者の心を不審者のような複雑な気持ちにさせ、時と場所を選ぶものであった。
コマンドやサードパーティー製アプリを知っていればオンオフ可能であったが、標準の環境設定にはオンオフの設定はなく、一般ユーザーを悩ます種であった。
現状で分かっていることは。Big Surでは環境設定からオンオフの切り替えを行うことができるという点で、ボリュームのコントロールも備わっているようだ。
macOS 11 Big Surは、現在テスト段階のベータ版として限定的に提供されているものである。正式なリリースは、9月以降になる見通しである。
The startup chime in macOS Big Sur. pic.twitter.com/rRSN4MrIBp
— Juli Clover (@julipuli) June 23, 2020