12月に発売予定の「iMac Pro」が超高性能で少し不安なことがある

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iMacがプロフェッショナルのために生まれ変わって登場する事が分かった。このiMacは誰を所有者として迎えるのか。

シンプルに、優美に、黒く輝く洗練されたフォルムの中に、アップルは最新技術を凝縮した。グラフィックボードにはRadeon Pro Vega。最大16GBのメモリを搭載するグラボは、5Kディスプレイを有効活用するには申し分のないスペック。バーチャルリアリティ(VR)の世界を「見る」事を通り越し、その性能はVRの世界を作り出すために与えられたスペックだ。

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システムメモリに用意された最大128GBも驚異的数値。一般的なパソコンのメモリが2GBから4GBであり、高負荷の重たいファイルを扱うPCやMacでも最大16GBまでが一般的な中、iMac Proは128GBの大容量メモリを搭載できることになる。
このメモリの有効活用方法は、VRの世界にも大きく貢献することだろう。小さい物だと、超高層ビルの骨格からシステムに至る全ての3Dシミュレーション。大都会の風景を擬似的に作り出し動かす作業であっても難なくこなしそうな余裕に満ちあふれたパワフルな性能ではないか。

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その高性能なシステムの足かせとして所有者を悩ますHDD(ハードディスク)はついていない。全てをスムーズに動かすために、ストレスを感じさせず、iMac Proの性能を最大限に引き出せるSSD(ソリッドステートドライブ)が採用されている。
物理的に円盤を回転させて記憶をよみがえらせるHDDは、確実な記憶装置として重宝されていた一方、読み書き速度の遅さからシステム性能の足かせとなっていた。それに代わり登場したSSDは、電気信号のみで読み書きのできる半導体素子メモリ。読み込みも書き込みも電気信号。物理的に動く物がない分 効率性がよく、システムの足を引っ張ることはほぼ無い速度だ。

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一般的なパソコンは、空気の力で強引に冷却する。Macは空気を効率的に誘導し、ボディ全体で熱を逃がす。ただこのiMac Proは、その性能にこのデザインで本当に大丈夫なのだろうかと少なからず疑問に思う部分もある。薄く無駄のない機械は、熱の逃げ道が少なく壊れることが多いからだ。

超高解像度の画像や絵の編集には何も問題ないが、常に高負荷をかけることになるVRの作成や、長時間の動画編集に冷却性能が付いてくるのか。
高負荷の作業を続けさせるには、冷却ファンの回転数を上げざるを得ない。アップルのスマートなシステムがディスプレイの裏側から轟音を立てているのを想像すると、慣れるまでは不安になりそうである。 

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